むし歯の治療と予防

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むし歯の予防・治療

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福津市福間駅(西郷口)より徒歩3分の歯医者「むとべデンタルオフィス」が、むし歯のリスクや治療法について解説いたします。

初期のむし歯は自覚症状がほとんどなく、痛みを感じたときには症状がかなり進行していることも少なくありません。適切な予防習慣と、早めの受診で、大切な歯を守りましょう。

痛みを感じた時点で、むし歯は進行しています

痛みを感じた時点で、むし歯は進行しています

痛みを感じた時点で、むし歯は進行しています

「むし歯になっても、歯医者に通えば大丈夫」とお考えの方は多いもの。しかし、詰め物や被せ物と歯の間にわずかなすき間があると、そこからむし歯菌に感染し再発につながってしまいます。 このようにむし歯は再発の危険性がとても高く、何度も治療を繰り返すケースも少なくありません。お口の健康をできるだけ守るためには、歯を大きく削らなければならないほど症状が進行する前に、むし歯を早めに見つけて治療することが重要です。

むとべデンタルオフィスでは、むし歯の早期発見・早期治療に繋がるよう、3ヵ月ごとの定期健診をおすすめしており、患者様の負担を最小限に抑えた治療を行っております。むし歯の「予防」にも力を入れておりますので、予防歯科にご興味がおありの方もお気軽にご相談ください。

こんな症状はありませんか?

  • 冷たいもので歯がしみる
  • 甘いもので歯がしみる
  • 脈打つように歯が痛む
  • 食事の際に歯が痛む
  • フロスがよく引っかかったり、ちぎれる
  • 穴が開いている感じがする
  • 歯が黒(茶色)く見える
  • 食べ物がよく詰まる
  • 口臭がひどくなった
  • 歯ぐきが腫れている
  • 欠けた感じがある
  • 頬が腫れている ・・・など

1つでも当てはまる症状があれば、むし歯かもしれません。
お早めに当院へご相談されてください。早めの検診・治療を受けることをおすすめします。

進行段階別・むし歯の治療法

※表は左右にスクロールして確認することができます。

むし歯の進行段階 症状 治療法
C0:初期のむし歯 C0:初期のむし歯 むし歯菌が放出した酸によってエナメル質が溶かされはじめ、歯の表面が白くにごって見える状態です。痛みなどの自覚症状はありません。 初期のむし歯であれば、適切なブラッシングとフッ素塗布で完治を目指せます。
シーラントと呼ばれる奥歯の溝をプラスチック樹脂の一種で埋めることで予防的な処置もでき、 この段階の早期発見であれば、歯を削らずに治療が可能です。
C1:エナメル質のむし歯 C1:エナメル質のむし歯 エナメル質が溶かされ、歯の表面が黒く見える状態です。この段階でも、痛みなどの自覚症状はほとんどありません。 むし歯の感染部位を削り、歯科用プラスチックなどを詰めて治療します。
この段階では、まだ歯を削る量が少なく済み、治療回数も少ないことが多いです。
C2:象牙質のむし歯 C2:象牙質のむし歯 むし歯が進行し、エナメル質の下の象牙質まで達した状態です。冷たいものや甘いもので、歯がしみることがあります。 むし歯の感染部位を削り、詰め物や被せ物などの治療を行ないます。
この段階ぐらいまでで治療ができれば、歯の神経を取らずに守れ、温存出来ます。
C3:神経のむし歯 C3:神経のむし歯 むし歯が歯の神経にまで進行した状態です。ズキズキと激しい痛みを感じるようになります。 むし歯の感染部位や歯の中の感染した神経を取り除き、被せ物を作製する治療を行います。
この段階まで放置してしまうと、治療回数を要すので、早期発見が大事です。
C4:歯根のむし歯 C4:歯根のむし歯 むし歯により歯がほとんどなくなって、ぼろぼろになっている状態です。 歯を残すことが困難で抜歯が必要となります。 放置しておくことが危険な状態で、感染が両隣にひろがり咬み合わせが悪くなるなど影響が出てしまいます。 ほとんどの場合は抜歯をする必要があります。 歯を抜いた部分は、ブリッジや入れ歯やインプラントなどで機能を補います。

PICK UP!歯を失ったら、早めの治療を

むし歯や歯周病は、歯を失う原因にもなる恐ろしい病気です。また、歯を失った部分を放置していると、歯並びが乱れたり、周りの残った歯にダメージがおよんでしまい、お口の健康を大きく損なうことにもつながりかねません。むし歯や歯周病などで歯を失ってしまった場合は、ブリッジや入れ歯やインプラントで歯の機能を補うことをおすすめします。

むし歯治療

虫歯の原因

むし歯の原因

虫歯の原因

むし歯は、口腔内に潜む「むし歯菌」によって引き起こされます。むし歯菌が放出する酸は歯を溶かす作用があり、放っておくと歯を失うことにもつながりかねません。

また、以下のような条件がそろうと、むし歯のリスクが大幅に上昇してしまいます。

※表は左右にスクロールして確認することができます。

むし歯菌 歯と歯ぐきのすき間に溜まる「歯垢」には、無数の細菌が含まれています。むし歯菌もその一種であり、この菌に感染することでむし歯が引き起こされます。
歯質 歯の表面は、エナメル質という固い層で覆われています。 このエナメル質がむし歯菌が放出する酸で溶かされるとむし歯が進行しはじます。
糖分 むし歯菌のエサは、食べ物などに含まれる糖分です。糖分を栄養源として増殖したむし歯菌は、歯を溶かす酸を放出します。糖分は必ずしも甘い食べ物だけには含まれるものではありません。
時間 歯垢が除去されずにそのままの状態が長くなればなるほど、むし歯や歯周病のリスクが上がってしまいます。
むし歯を放置する危険性

ごく初期のむし歯は自覚症状がほとんどなく、いつの間にか症状が進行することも多いものです。むし歯菌は最初に歯の表面のエナメル質を溶かしていき、次にその下の象牙質、そして神経へと進行していきます。歯の神経にまで進行してしまったむし歯は治療が難しくなります。 また、むし歯による崩壊が著しい場合には抜歯を選択するケースも少なくありません。

一度むし歯菌によって溶かされてしまった歯は、治療をしても元の歯には戻りません。ご自身の健康な歯を守るためにも、定期的な検診でむし歯の早期発見・早期治療をおすすめします。

むし歯予防に大切な習慣

むし歯予防に大切な習慣

間食は時間と回数を決める

食事の後は口腔内が酸性に傾き、むし歯のリスクが高まってしまいます。間食は時間と回数をしっかりと決め、ダラダラ食べはやめましょう。

よく咬んで食べましょう

唾液には歯垢や食べかすを洗い流す「自浄作用」があります。唾液は咀嚼によって分泌されるため、食事の際にはよく咬んで食べるよう心がけましょう。

寝る前のブラッシングを丁寧に

就寝中は唾液の分泌量が減るため、むし歯のリスクが高まってしまいます。寝る前のブラッシングは特に丁寧に行ない、むし歯を予防しましょう。